羞恥心は必要。

私の誕生日祝いの名目で、義母と義妹、私たち夫婦の4人でちょっとした食事会を開いた。
場所は百貨店内にある天麩羅屋。
決して高級な店ではないが、それなりの雰囲気を持つ店ではある。
さて、私たち夫婦は義母と一緒に早めに席についていた。
そろそろ約束の時間…となった頃、慌てた様子の義妹が現れた。
一瞬、目を疑った。
旦那ですら「何という格好をしているのだ?」と声を上げた程。
その服装というのが、上は薄いピンク色のTシャツにキャミソール風のトップス。
色は光沢のある水色で、如何にも安っぽい。
それだけでも眉を顰めたくなるが、これに合わせていたのが黒のショートパンツに網タイツ。
若い女性であればともかく、それなりに年齢を重ねた女性がする服装とは到底思えず、この人大丈夫か?と心の中で呟いてみる。
案の定、食事中の言動にも問題がちらほら。
暑いからといって何度も氷(氷水ではない)を頼んでみたり、温かいお茶の中にその氷を入れてみたり。
羞恥心の欠片も感じられない行為に半ば呆れながらも、それでも何事もなかったかのように食事を楽しむのが大人の嗜みなのだろう。
年齢ぐらいは綺麗に重ねたいものだと痛感した私である。