若くはないの

勝手にしやがれ」って、カッコイイ歌だったな。
若い頃は気付かなかったけど、ある種のやせ我慢が美学になっていたし、男たるものこうあるべし…と本気で思う。
だってね、「戻る気になりゃいつでもおいでよ」だよ。
決して未練がない訳じゃない。
すがりつきたくない訳でもない。
やりきれない思いはあれど、表に出さない。
そんな姿に男を感じる私は時代遅れなのか。
いや、女としてはなりふり構わず追い掛けてくれた方が心に響くのかな。
少なくとも自分は違ったけど。

今思い返してもムカつくけど、「もはや友達でもなんでもない」とおっしゃった癖に、電話に出ない(家電しかない時代なので、厳密には冷たく切るしかなかったが)ことを責めるバカオトコが一人おりましたな。
何処ぞの歌詞に出てくるオトコにも同じ匂いを感じるのは気のせいなのか。
何かの切っ掛けでヨリを戻すこともあろう。
嬉しさのあまり尻尾を振りたいこともあろう。
けれど、それをしないのが「勝手にしやがれ」の男。
勿論、そんな強がりを見抜いている女だからこそ戻ってくるのだけど。

そういう世界はもはやおとぎ話?
寂しいなら寂しいと発するオトコが魅力的な世の中なのかな。