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私が「ヲタ」を嫌う理由

歴史あるコミュニティが閉鎖されたのは半月ほど前の話。
詳しい経緯はわからないが、いきなり管理人が交代した時点で悲劇は始まった。
それこそどこぞの市長なみに強権を振るい、それに意を唱えるものは躊躇うことなく出入り禁止とする。
何れ以前のような日々が戻ると信じて、大半の参加者は口を噤む。
勇気ある一握りの参加者が建設的な提案をしても、誹謗中傷の一言で全て切り捨て。
挙げ句の果て、何か発しただけで強制退会としていた。
仕舞には独裁者以外の言葉は一切発せられなくなり、問題のコミュニティは廃墟と化した。

さて、コミュニティを追い出された人々は新たなコミュニティを立ち上げている。
或る者は新たな気持ちでコミュニティを立ち上げ、誹謗中傷を禁止するという形で独裁者に対する不平不満が噴出するのを予防していた。
必要最小限のルールのみが設けられたこのコミュニティは非常に居心地がよく、参加して良かったと心から思える。
一方で、打倒独裁者と言わんばかりのコミュニティを立ち上げた者がいる。
内容が内容だけに、活動内容は非公開。
参加条件も「既に参加した人からの紹介が必要」とかなり厳しい。
お陰で思う存分不平不満を吐き出すことが出来、事実そうしたトビには一歩間違えれば誹謗中傷になりかねない暴言が飛び交っていた。
心ある人が「そうした言動をすること自体、独裁者と同じ」と戒めたものの、一度吹き出した不満が消える筈もなく。
独裁者の悪口に始まり、その人の観察記録が掲載される始末。
流石にコミュニティそのものが閉鎖されてからは誰もが口を慎むようになったが、大切なコミュニティを潰された恨みはそう簡単には癒える筈もない。
ところで、このコミュニティ内には「落選者専用」トビが存在する。
本来は遣り切れない思いを吐き出すことで前向きな気持ちを取り戻すことが目的だったが、やがて見苦しい愚痴の吐き出し場所に。
曰く、複数回のチケットを入手した人に対する批判のあれこれ。
曰く、コンサートの内容について批判的な声を上げる人に対する悪口。
曰く、思い通りにならないことに対する憤り。
曰く、コンサートグッズに対する不平不満。
最初のうちは「わかる、わかる」と共感出来る部分も多々あったが、次第に内容はエスカレート。
その盛り上がりはあの独裁者を糾弾するトビに近いものがあった。
他のトビでも過剰反応と思われる言動がちらほら見られることから、「類は友を呼ぶ」のだろう。
これだから「ヲタ」(と敢えて書く)は嫌いなんだ。
破壊されたコミュニティの受け皿を作ってくれたことには感謝しつつも、所詮ヲタはヲタなんだと痛感した出来事である。