多分、決断タイプ向けの一冊。

ひょんなことから、アドラーに興味を持った。
心理学者であること。
フロイトユングと同時代に活躍していた人であること。
私が把握しているのはこの二つだけだったが、それでも名前だけは覚えていた。
当然、この二つの情報すら間違えている可能性もある。
私さえその気になれば、容易に確認出来ることだが。
そんなアドラーであるが、一度じっくりと読み込むべきでは?と考えていた。
どういった理論を展開しているのか、どういった影響を与えているのか。
本当に基本的な部分すら知らない私であるが、それを知ることが自分自身にとってプラスになると感じていたのだ。
因みに、私がアドラーの名前を見つけたのは某スクールが開講している色彩心理講座の概要。
日程や開催場所、費用等を考慮した上で今回は受講しないことに決めているが、それでも概要に書かれたアドラーの名前がやけに気になる訳で。
ユングフロイトに関する入門書なら大抵の書店(この場合は専門書等を扱う大型の書店)で扱っているが、そういえばアドラーに関する入門書を見かけたことがないな…とも思った訳で。
そんな時、偶然立ち寄った書店の店頭に何とアドラー心理学に関する書物が平積みにされているではないか!
これは読むしかないでしょう!ということで早速購入したのはいいが、読書を楽しむにも体力・気力が必要。
悲しいかな、その何れも欠けていた私はなかなか読破することが出来なかった。
おまけに、そこに記されているのは「納得はするけど、共感は出来ない」話ばかり。
そんなこともあって、結果的には半月以上も放置することとなる。
それでも重い腰を上げ、つい先日どうにか読み終えた私。
恐らく協調タイプの人なら耐えられない考え方だろうな…と思いながらも、こういう考え方が出来るようになればさぞかし気持ちが軽くなるだろうなと納得している。
無意識のうちにアドラーの言葉を思い出すことも多くなったし、一見きつい言い回しも決してそうではないことに気付くと素直に耳を傾けられるから不思議だ。
今回私が手にしたのは「アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉」であるが、とにかく読みやすい文章なので、特に決断タイプのあなたにお勧めしたい。
(協調タイプのあなたには少し刺激が強すぎるかも…)
基本見開き2ページで完結する形となっているので、隙間時間を利用して読むにもちょうど良い一冊だ。